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ノーベル文学賞受賞おめでとう!リョサ!

2010.10.08(Fri)

『海外文学』 Comment(0)Trackback(0)

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(2008/01/10)
マリオ・バルガス=リョサ

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■いやあ、やりましたね、ノーベル文学賞受賞!
実は、今年のノーベル文学賞の行方なんとなく気になっていて、事前に「2ちゃんねる」のスレッドをずっとチェックしていた。イギリスのブックメーカーのオッズでは、ここ数日でコーマック・マッカーシーが、一気にジャンプして首位をキープしていた。あまりもの直前での大躍進にこれはもうマッカーシーで決定なのか?と思われたのだが、蓋を開けてみると10位以下に低迷していてあまり話題になることもなかったリョサが受賞。ほんと、驚きました。実際、「2ちゃんねる」のスレッドでも、もしもラテン・アメリカの作家が獲るとするなら、それはむしろメキシコのカルロス・フェンテスではないかというのが、もっぱらの評判だった。わからんもんです、と同時にイギリスのブックメーカーのオッズって、一体どんな情報を根拠に動いているのか意味不明ということでもある。
勿論、ガルシア・マルケスと並ぶラテンアメリカ文学の巨匠なのだから、賞を獲るのは当然といえば当然、ただ、そのマルケスが獲って20年も後という意味では、今さら感もなきにしもあらず。
とは言え、大好きな作家なのでとにかく素直に祝福したい。


■いよいよ、春に大枚をはたいて古本で購入した、代表作「世界終末戦争」を読むときが到来したか。もっともこの本は、ノーベル賞受賞をあてこんだ出版社の意向によって、新装で復刊されるんじゃなかろうか。となると、春に大枚はたいて購入したのは、一体なんだったのだろう、などとけつの穴のこまいことは言わない。これで、未訳の作品も新たに翻訳される可能性が大きく高まったのだから。そう、何より嬉しく目出度いのは、新たなリョサ作品を読めるということだ。


PS 年明けに『チボの狂宴』という大作が刊行されるとのこと。
ところで、ネット上でリョサのことをまるでペルーの石原慎太郎のように語る論調をたまに見かけるが、それはいくらなんでもちょっと違うだろう。小説家でありながら政治家を目指したという点や、社会主義に対するアンチという意味では似ているが、リョサは石原が骨がらみになっているナショナリズムを明確に否定している。むしろ、大江健三郎との親交のほうが有名だ。


誰がパロミノ・モレーロを殺したか (ラテンアメリカ文学選集 6)誰がパロミノ・モレーロを殺したか (ラテンアメリカ文学選集 6)
(1992/08)
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