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日曜日の物欲~購入本・CD~(5)

2010.05.24(Mon)

『日曜日の物欲(購入本・購入CD)』 Comment(0)Trackback(0)
次回、読書会のお題『1Q84』(1・2)を読んでいる。ストーリーの立ち上がりも速く展開もスピーディ、これなら気取った文体もあまり気にならない。全共闘運動からニュー・エイジの運動へと続く、日本のカウンター・カルチャー全般への村上春樹なりの総括の試みともとれる。なんだけれども、現実の社会が抱え込んでいる危機へのコミットメントという意味では、タイムラグがありすぎてずれているのではないか、などと思ったり、いろいろ考えさせられる。


□『村上春樹と小阪修平の1968年』(とよだもとゆき 新泉社)
小阪修平さんという人は、東大全共闘の熱心な活動家であり、三島由紀夫との討論会に臨み、主要な発言者として参加された人だ。いわゆる「全共闘」的なるものを抱え込んで、その後の生き方を探ってきた方というイメージがある。一方、村上春樹の場合、運動には一時的に関わるものの、どちらかというとその集団行動との肌合いの違いをすぐに察知し、そこから距離を置いてきた人というイメージ。だから、全共闘運動に対して、小阪さんほどの思い入れは村上春樹にはないような気がする。そんなわけで、この本のタイトルをみたとき、小阪修平と村上春樹を全共闘に対し対称的なスタンスをとった二人として、扱っているものと思いこんでいた。ところが、この私の直感は大間違いで、二人は共通項として括られていた。私としては、どうも腑に落ちない。村上春樹は、あの時代の政治的な空気よりも、むしろ文化的な空気(映画や音楽そして文学)に深い共鳴を抱いていた作家、という感じがする。「誰かと連帯することはどうしてもできなかった。手を繋ぐことを考えただけでぞっとした。」と語る作家が、小阪さんのようなバリバリの活動家と同質の拘りを持っていたと考えるのは無理があるのではないか。
もちろん、全共闘運動との距離によって、どちらがエライとか、価値があるとかいうことではなしに。


村上春樹と小阪修平の1968年村上春樹と小阪修平の1968年
(2009/07/29)
とよだもとゆき

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□『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド(上・下巻)』(村上春樹 新潮文庫)読書会を控えて村上づいています。彼の代表作の一つで、昔、読んだことがあるのだが、ほとんど内容を忘れてしまった。しかし、面白かった記憶はある。

□『1984年(新訳版)』(ジョージ・オーウェル 高橋和久訳 ハヤカワepi文庫)
これも村上関連、元ネタもあたっておきたいちゅうことで。この作品、保守派から「反共パンフレット」のように扱われてきたらしい。本人は、ラディカルな左派なのに。 


□『父の遺産』(フィリップ・ロス 柴田元幸訳 集英社)
□『ダイング・アニマル』(フィリップ・ロス 上岡伸雄訳 集英社)
『グローバリズム出づる処の殺人者より』でブッカー賞を獲ったアラヴィンド・アディガは、90年代にコロンビア大学で過ごした日々を回想して、「……『安息日の劇場』に始まるフィリップ・ロスの目も眩むような一連の後期作品が出始めて、どうやらロスこそが最も重要なアメリカ作家だということになってしまった。」と語っている。これは、読まねば。ということで、ポチっと。


父の遺産父の遺産
(1993/10/05)
フィリップ・ロス

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ダイング・アニマルダイング・アニマル
(2005/01/26)
フィリップ・ロス

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□『SIGHT10年5月号 特集 ありがとう小沢一郎 僕たちは卒業します』(ロッキングオン)
□『沖縄「戦後」ゼロ年』(目取真俊 生活人新書 NHK出版)

普天間基地移設の問題が気になって購入した二冊。普天間問題は不思議すぎる。まず普天間返還ということが、クリントン・橋本の日米トップ会談で決定。その後、いつのまにか、代替地をどうするのかという話がどこからか湧いてくる。なんで、返還と代替地がセットなのか。さらに、米軍はグアムを太平洋・アジア地域における最大の戦略拠点にしようという大目標を持っている。そんな中、海兵隊のヘリ部隊のみが駐留する普天間の存在意義はなんなのか?謎だらけだ。沖縄のほぼ総意と言っていいくらいの反対世論を押し切るだけの意義がどこにあるのか、全く分からない。フシギの国・日本。

□『虐殺器官』(伊藤計劃 ハヤカワ文庫JA)
うちの店に来てくれる、本好きの学生さんたちにすこぶる評判いいのが、この本。私の感では、村上春樹が持っている危機意識より数段、感度がいいのではと思われる作家。読むのが楽しみです。


虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)
(2010/02/10)
伊藤計劃

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■『Wilco The Album』(Wilco Nonesuch)
年寄りにとって、追っかけができるようなバンドは年々高齢化を重ね、それにつれて往年の迫力も減退気味で寂しい限り。そりゃあ、ベテランの味でカバーなんていう考えも成り立つだろうが、やっぱ、意気の良さというのもないとね。そんなわけで、私が追っかけてるMAX若いバンド。といっても、多分全員40前後くらい、か?(立派な中年やがな!)
しかし、WILCOにはずれなし!今回のアルバムもええ塩梅です。


Wilco (The Album)Wilco (The Album)
(2009/06/30)
Wilco

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■『オール・カインド・オブ・ピープル ラブ・バート・バカラック』(ジム・オルーク AWDR)先日、店で仕事をしているとなにげにシンプルで穏やかなバックにのって、なんとも優しく美しいメロディが流れてきた。「これ、なんや?」と、息子にきくと「ジム・オルークのバート・バカラック」という返事。そう、バカラックのメロディでした。このアルバムは、バカラックの曲をジム・オルークのプロデュースによって豪華なゲスト陣がヴォーカルを聴かせる、という趣向。


オール・カインズ・オブ・ピープル~ラヴ・バート・バカラック~プロデュースド・バイ・ジム・オルークオール・カインズ・オブ・ピープル~ラヴ・バート・バカラック~プロデュースド・バイ・ジム・オルーク
(2010/04/07)
ジム・オルーク

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吹田の関大前で、「ゲートマウス」という小さなカフェを営業しています。
「ゲートマウス」は、「本が楽しめる、ミュージック・カフェ」、もしくは「音楽が楽しめる、ブックカフェ」といったイメージの店です。勿論、フードやドリンクも充実。是非お気軽にお立ち寄りください。日曜、祭日は休業。

吹田市千里山東1-11-16
TEL 06-6387-4690
MAIL gatemouth8@gmail.com

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